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ポートガス・D・エース

ポートガス・D・エース

白ひげ海賊団2番隊隊長。ルフィ・サボの義兄弟。海賊王ゴール・D・ロジャーの息子。懸賞金5億5000万ベリー。

オレンジ色のテンガロンハットを被り、上半身裸にハーフパンツ、赤い首飾りを身に着けている青年。異名は「火拳のエース」。顔には母譲りのそばかすがあり、背中には白ひげ海賊団のマーク、左腕には「ASCE」(Sは×印で消している。義兄弟サボのマーク)と書かれたタトゥーを入れている。根本はマイペースかつ自由奔放だが、ルフィと違い礼儀正しい常識人であり、世話のかかる弟のことを何かと気にかけている。食事の途中で突然寝るという癖がありまた、食い逃げの常習犯でもある。ルフィより3歳年上で、享年20。身長約185cm。誕生日は1月1日(トランプのA=1)。

自然系悪魔の実「メラメラの実」の能力者で、体を炎に変えて操り様々な攻撃を行う。この能力を原動力とする小型ボート「ストライカー」で海を移動する。能力者となったのは村を出て以降だが、それ以前からゴムゴムの実の能力者であるルフィには1度も負けたことがなく、幼い頃から街の不良達やコルボ山の野獣、本物の海賊を倒すなど怪物じみた戦闘力を発揮していた。また、10歳の時に「覇王色の覇気」を発現させていた。

ロジャーと南の海のポートガス・D・ルージュとの間に生まれる。生まれてすぐ、出産後にルージュが力尽き命を落としたため、出産に立ち会ったガープにより、ダダンの下に預けられた。 海賊になり自分の生きた証となる「名声」を手に入れることを目指し、5歳の時から同い年の親友サボと二人で修行を積みながら海賊貯金を貯め出した。そして、10歳時にルフィと出会う。最初はルフィにまるで心を開いていなかったが、ポルシェーミの一件からはサボとともに3人で行動し、兄弟の盃を交わした。サボが海に散った後はルフィと“くい”のないように誰よりも自由に生きることを誓い、修行を積んだ。なお、この頃はかなり粗暴な性格だったが、ルフィが世話になったシャンクスに挨拶するためにと、マキノから礼儀作法を学んだことで、性格はかなり丸くなった。

17歳の時、ルフィが海に出る3年前にコルボ山から出航し海賊となり、母ルージュの姓を名乗り「スペード海賊団」を結成。さらに「メラメラの実」の能力を得てたちまち名を上げていき、王下七武海への勧誘を受ける程となる。その後、白ひげに勝負を挑み敗れるが、彼に気に入られ仲間共々白ひげ海賊団に入団する。入団当初は毎日のように白ひげの命を狙っていたが、やがてその器に心酔し、白ひげを海賊王にすることを志す。実績を積み重ね2番隊隊長となるが、部下の“黒ひげ”ティーチが白ひげ海賊団最大の罪「仲間殺し」を犯して逃亡した際、白ひげや仲間の制止を振り切り独断でティーチ討伐に向かった。

偉大なる航路を逆走しティーチの行方を追っている道中、アラバスタでルフィと3年振りの再会を果たし、ルフィに自分のビブルカードを渡した(アニメではその後しばらく麦わらの一味に同行)。その後、偶然出会ったバギーと飲み仲間になり、表紙連載『エースの黒ひげ大捜査線』では世話になったミルク売りの少女モーダの頼みで潜入した海軍基地に手紙を届け、そのついでにティーチの情報をつかんだ。 バナロ島にてティーチを発見し激突、後に「バナロ島の決闘」と呼ばれる死闘を演じるが、敗れて世界政府に引き渡されインペルダウンLEVEL6「無限地獄」に幽閉される。そして、政府はロジャーの血を絶つため公開処刑を決定、マリンフォード頂上戦争が勃発する。 大激戦の末、一度はルフィ達によって処刑台から解放され、海軍と交戦しながら逃亡を図る。しかし赤犬が放った「敗北者」という白ひげへの侮辱を許せず、攻撃を仕掛けるが、能力の差で圧倒される。その隙を突いた赤犬の攻撃からルフィを庇ってマグマの拳に腹を貫かれ、致命傷を負う。自らの死を悟ると、世界中から疎まれていた自分を愛してくれた白ひげと仲間達、ルフィへの感謝の言葉を涙ながらに残し、静かに笑いながら息を引き取った。遺体はシャンクスに預けられ、白ひげと共に新世界のとある島に埋葬された。

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