ワンピース魂

オリジナルコーナー

第1節 新たな島

ル「おぉぉぉーーーーーーーーっっ!!めっちゃデカい!!みんな見ろよ、あれ!!!透明!!」
晴天の昼下がり。天候も落ち着いており、そろそろ次の島が見える頃だろうかと考えながらウトウトしていたナミがルフィの大きな声により夢から引き戻される。
ナ「何?島?!!見えた?何も見えないじゃない。てか透明って・・・」
ルフィが指さした方向には・・・
全「「「「熊??!!!」」」」
全長100mはあろうかと思われる超巨大な熊が水面上に浮かぶ。
しかしその姿は良く目を凝らさないと見えない。
ロ「シースルー・ベア!!!」
ゾ「透明の熊か。そのままだな」
サ「透明の肉を料理・・・やりがいがありそうだぜ」
ウ「熊だから凶暴じゃねぇのか?」
ロ「むしろ臆病な生物よ。決して人には近づかないわ」
チョ「なーーんだ。それなら安心だな♪」
ロ「ただ・・・」
海上が小刻みに揺れ始める。その揺れはだんだん大きくなってくるようだ。
ロ「臆病すぎて、近づく船という船を自らが起こした揺れで転覆させるのが得意」
全「「「「「・・・・・・・!!!」」」」」
ナ「西北西へ全速前進っ!!」
・・・クー・ド・バーストまで使用し、全力でシースルー・ベアから逃げ切ったサニー号。
ウ「ロビン・・・」
ロ「何?」
ウ「ああいう事はもう少し早く言ってくれ・・・」
ロ「ごめんなさい。そうするわ。あまりに珍しかったものだからつい・・・」
サ「そんなロビンちゃんも素敵だーーー!!!」
ゾ「黙れぐるぐる」
サ「あ゛ぁ゛んっ??!!」
ブ「ヨホホホ」
ル「おい、あれ見ろよ!!」
ナ「今度は何?!(泣)」
ウ「・・・・島だぁーーーーーーー!!!」
前方に島が見える。
ル「全速前進だーーーー!!!」

次第に見えてきたその島は何とも美しかった。
エメラルドグリーンの海では大勢の人が浜辺で寝そべり、水上アクティビティをするなど思い思いに楽しんでいるようだ。
遠方にはキラキラと反射するガラスのような城がそびえ立っている。
ナ・ロ「きれい・・・・・」
ブ「美しい国ですねー」
フ「文明も発達しているようだし、コーラの補充もできそうだな」
ル「きっと美味い食いもんもいっぱいだぞ。早く!!早く行こう!!」
ウ「(この島なら危険は無さそうだな)よし、みんなおれについて来い!」
チョ「すげぇ頼もしくなったなー、ウソップは。おれも頑張るぞ!!」

船番:ゾロ(爆睡)、ブルック
買い出し:サンジ、フランキー(コーラのみ)、チョッパー
探索:ルフィ、ナミ、ウソップ、ロビン
3組で行動することとなった。

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